地域の応援とスイスの優秀な指導者に教えを受けた若者が吉田・錦林地域の子どもたちを集めてボーイスカウト活動を開始したのが1961年でした。それから60年、絶えることなく活動を続けてきました。多くのスカウトたちが大人になり社会で活躍しています。
地域、ご家庭、学校関係、京都国際学生の家、吉田神社をはじめとする多くの方のご支援に感謝申し上げます。
○ 1954年(S29)秋、スイス東アジアミッションの宣教師ヴェルナー・コーラー博士 京都に着任。
ミッションの家(現在の京都国際学生の家のある場所)に居を構える。
○ 1955年(S30)3月、当時同志社大神学生であった内田伊三雄氏、コーラー博士と出会う。
このお二人の出会いが、42団創設へのプロローグとなった。
内田氏はコーラー博士の通訳兼アシスタントとして、ミッションの家に居を移す。隣接の家を購入し数名の学生と共同生活を始める。
これが後に、「京都国際学生の家」へと発展してゆくことになる。
○ 1960年(S35)コーラー博士スイスに帰国。
宣教師、学者、そして優れたスカウト運動のリーダーでもあった博士に多大の感銘を受けた内田氏が、当地にボーイスカウトの設立を決意。学生たちと奔走。
○ 1961年(S36)6月30日BS隊発隊。
幾多の困難と試行錯誤の後、発隊にこぎつける。誓いの式は現在の京都国際学生の家の玄関前あたりで、当時は幼稚園だった。
「生もう、生めば必ず育てる人が現れる!!」という若者らしいすばらしい言葉をのこしている。42団のシニ番についても、エピソードがあるが割愛。
○ 初代隊長内田伊三雄氏、牧師。
スイス東アジアミッション農業及びコミュニティー部門担当。名張市在住。
内田氏は42団の発団の2年前に城崎第1団(現日高第1団)を発団。兄弟団として交流を進めている。
○ 初代副長北原辰義氏、第二代隊長も歴任。
当時は京大ローバースカウト。京大ローバーからのリーダー派遣はその後も続き、発隊は京大ローバーの協力によるところ大。千葉市在住。
○ 初代団委員 故稲垣博氏。京大名誉教授
発団時のキャンプファイヤーで用いたトーチ
城崎1団で使われた後、京都42団に受け継がれました。
発団60周年記念のつどいは無事終了いたしました。
ご参席いただいた皆様、本当にありがとうございました。
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日本ボーイスカウト京都第42団は、今年で60周年を迎えます。
この60年の歴史を振り返り、また新たなスカウト活動に向けて、記念式典を行いたいと思います。
ぜひともOBの方を始め、42団に関わりのある方は、ご都合が合いましたら是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。
日時/2021年12月26日(日)9:30~12:00 受付開始9:00
場所/コドモノイエ幼稚園
参加費/3,000円
(任意ですが賛助会費してご支援いただければ幸いです。60周年記念品をお渡しします。)
OB/OGの参加申し込みは下記のリンクからお願いします。(現役の方々は隊の方から出欠を取ります。)
https://forms.gle/d7pyCJKXy8Bqff6o6
内容
第1部 9:30~10:30
式典
ご来賓のごあいさつ
感謝状授与 等
第2部 10:30~12:00
日高1団とのオンライン交流プログラム
カブ隊・ボーイ隊によるスタンツ
リーダースタンツ
キャンドルサービス
午後はお弁当を食べたのち、周辺のポイントラリーをするプログラムを実施します。
詳細は今後更新してゆきますので時々ご確認ください。