子どもたちに生きてゆくうえで大切な「自ら考え判断する力」や「チャレンジ精神」等を身に付けてほしいと思っています。そのために、私たちの団では仲間たちとの体験を共有することや目的達成の充実感を味わわせることを大切にしています。
吉田山は街の中にありながら自然と歴史の豊かな丘。安全で起伏豊かな吉田山での活動に魅力を感じて遠くからも来てくださっています。最近では地域の力で吉田山の里山整備が進み、活動場所が明るく見通しが良くなりました。
吉田の里山整備には当団も積極的に関わっています。
※吉田山公園の地図はこちら(Google Map)
世界のスカウト仲間があつまるジャンボリーに毎回参加者を出し、活動を通じた国際交流を積極的に推進しています。コロナ禍の中でもインターネットを通じた国際交流も行っています。世界の仲間は5,700万人。今も増え続け ています。
当団には5つの部門があります。各部門に所属する子どもたちのことを「スカウト」と呼んでいます。
(例)ビーバー隊に所属するスカウトは「ビーバースカウト」
※注1 コロナ感染防止のため、新規募集を中止していたためビーバースカウト不在となっております。現在、活動再開に向けた準備集会を行っております。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。(2021年10月)
入隊した子どもたちの保護者は育成会に入会していただきます。育成会は当団の母体となる組織であり、保護者とボーイスカウト活動に賛同して下さる賛助会員で構成されています。
育成会役員・団委員・隊指導者には保護者や経験者のボランティアの方々になっていただいています。
当団のボーイスカウトの指導者には専門の訓練機関にて研修を受けた経験豊かなボランティアが選任されています。また、毎月実施される研修に参加するなど常にスキルアップを行っています。また、子どもたちの安全と安心を守るボーイスカウトの「セーフフロムハーム方針」に基づく研修を毎年受講することが義務付けられています。
当団は1961年に京都国際学生の家で発足しました。京都国際学生の家の創設者でもありスイスにおけるボーイスカウト運動の優れた指導者でもあったコーラー博士の指導を受けた、同志社大学生である内田伊三雄氏が創設をし、現在まで途切れることなく活動を続けてきました。
ボーイスカウトには宗教団体などを母体とする団もありますが、当団は母体を持たない地域人たちが協力して運営される団として活動を行っています。
当団の愛称は「吉田の森ぼうけん隊」です。これには子どもたちの冒険からワクワクドキドキを引き出したいという私たちの思いがあります。
私たちボーイスカウト京都第42団は子どもたちの楽しい体験を通じて、一人一人が学校では学べない人生に役立つ力を身に付けて成長することを目指しています。
活動場所吉田山はとても楽しい里山です。春はサクラやツツジが咲き誇り、夏にはカブトムシやクワガタが出てきます。秋には素晴らしい紅葉の中で活動ができますし、冬には節分祭で有名で伝統を感じられる場所でもあります。活動場所の魅力に惹かれ、当団を選ばれた方もおられます。
自然の中で活動していると自ら考え行動したり自然にチャレンジするチャンスによく出会います。私たちの団ではそのような場面を大切にして子どもたちの成長を促してゆきたいと思っています。
参加している皆さんのご意見を聞きながら活動を展開していますので、ご要望があればなんなりとご相談ください。
この素晴らしい活動にぜひ多くの子どもたちのご参加をお待ちしています。
ボーイスカウト京都第42団
団委員長 谷口平八朗
京都市左京区の吉田山をベースに活動を展開するボーイスカウト